今やマルイカ釣りと言えば『ゼロテン釣法』が当たり前となりました。
とはいえ本格的なゼロテンロッドは穂先の異常な細さから常に破損のリスクと隣り合わせであり、マニアの間では、消耗品として自作の替え穂先を複数船に持ち込むスタイルが多くなっています。
一方で市販品となると、穂先はある程度の細さまで。
これは破損のリスクを下げるためであるのは言うまでもありませんが、当然のごとく目感度アタリの表現においては不利となります。
中には、そのような穂先でも微細な目感度アタリを察知できる人もいますが、これは個々人の視力（動体視力）によるもの。
つまり、察知できるかどうかはその人の生まれ持った才能次第ということになってしまいます。
もちろんそんな天才を基準にしてはいけません。
やはり特殊な視力を持たない我々にもアタリを大きく見える化してくれる穂先が必要です。
通常の材料では破損しやすさとアタリの表現力が正比例してしまうこの釣り。
そこで『マルイカ斬-ZAN!!-』では本格ゼロテン穂先の細さを維持しつつ、先端付近に一定の長さでチタン合金を採用することで、軽い巻き込みによる破損リスクを軽減。
これにより、日々たくさんの替え穂先を製作する手間と、現場で次々と交換する時間のロスも不要となりました。
※もちろん非常に繊細な穂先ですので、強い巻き込みや雑な取り扱いによる破損には注意が必要です。