LTアジ斬-ZAN!!-ご予約受付開始します!!
大変お待たせいたしました。
遅れておりましたLTアジ専用ロッド『LTアジ斬-ZAN!!-』の発売が7月中旬から下旬で決定!!
本日6月9日よりご予約の受付けを開始いたします。
初回分は限定カラー、シリアルナンバー入りで30本ご用意いたします。
もちろん安心の国内製造です。
【詳細】
- 全長 : 180cm
- 仕舞寸法 : センターカット2本継ぎ 96cm
- 平均自重 : 約120g
- 初回限定版内容① : シリアルナンバー入り(ナンバーのご指定はできません)
- 初回限定版内容② : べースのスレッドカラーを透けるタイプの赤色として高級感を演出(通常版はベースのスレッドカラーがブラックに変わります)
- 初回限定版内容③ : ネームカラーはゴールド(通常版は白色になります)
- 初回限定版内容④ : 特製竿袋付き(通常版には袋はありません)
- 価格 : 税抜き42,000円 税込み46,200円(通常版も価格は変わりません)
【注意※】ご予約はネットショップでは扱っておりませんので、下記メールアドレスへ『LTアジ斬-ZAN!!-購入希望』の旨をメッセージください。
ご予約受付メール : onishifishingfactory@gmail.com
お問い合わせ等もこちらへどうぞ。
【※注意】
携帯キャリアのメールアドレスからお問い合わせの場合は、PCメール受信拒否を設定されていないかご確認ください。返信が弾かれてしまうケースがございます。
メールは全て確認して返信させていただいておりますので、若し2日以上返信が届かない場合は、一度設定をご確認くださいますようお願い致します。
設定によりご連絡が取れず、限定数に達してしまった場合には大変申し訳ありませんが次回ロットの生産までお待ちください。
受け渡しは、直接工房へ引き取りに来られるか、宅急便での発送にて対応いたします。(宅急便の送料は1,580円になります。)
数量限定での発売となり、次回ロットの入荷は今のところ未定です。
予定数に達した際にはご提供できない場合がございますので、あらかじめご理解の程宜しくお願い致します。
攻めのライトアジ「ライン引き釣法」「喰い芯理論」に完全対応!!
LTアジ斬-ZAN!!-は、『ライン引きのしやすさ』と『喰い芯の察知』に徹底的にこだわってテストを繰り返し、この釣法の提唱者である工藤テスターに完璧と云わしめる調子を見つけ出しました。
★ライン引き釣法
ライン引き釣法においては、二つの基本アクション「ライン撒き」と「トゥイッチ撒き」を状況により使い分けます。
ここで特に難しかったのはライン撒き時に穂先が跳ね上がる動きをどのように抑えるのか、です。
ライン撒きにおいては、コマセの煙幕をなるべく均一の線状に作ってやりたい。
しかし、しゃくり動作の終点で穂先が跳ね上がることでビシがバウンドしコマセが一点にドバっと出てしまうとアジはそこに寄ってしまう。
ライン撒きの目的は、均一なライン状の煙幕に均一にアジを寄せて、より早く簡単にコマセと付けエサを同調させることにありますから、ここはかなり苦労して調整をしたポイントです。
また通常、ライン撒きとトゥイッチ撒きを使い分けるにはロッドの持ち替えが必要なケースが出てくるものですが、LTアジ斬-ZAN!!-ではミチイトのアングル(角度)調整によって、この2つのライン引きアクションをどちらも容易に演出可能としました。
★喰い芯の察知能力
喰い芯理論を成立させるためにロッドに求められるのは「潮の重さの変化を感じ取れるか?」ということに尽きます。
これをマルイカ釣りでの “乗り感” と同様に考えれば、理屈上は調子を全体に硬くしてしまえばよいということになりそうです。
しかし、ライトアジ釣りにおいてはそれだけでは不十分でした。
硬いだけのロッドでは、狭い喰い芯の微妙な変化を掴みつつ、その場にビシを留めてやることが難しくなってしまったのです。
また、単にロッド全体を硬くしてしまうとビシが跳ね上がりやすくなり、今度はライン引き釣法のアクションに幅広く対応できなくなってしまうという弊害も。
そこで、これらを両立させるべくロッドブランクスを素材から見直し、重さに対する感度を保ちながらも跳ねを抑制する調子設定を徹底して研究し、工藤テスターと共にテストを繰り返しました。
これにより喰い芯を捉えるための感度は圧倒的となり、また、バットから穂持ちに掛けての強さと繊細な穂先のおかげで、聞き上げ時のモタレもより大きく表現され、喰い芯攻略時に求められる全ての要素をこの一本に集約することができたのです。
こうして工藤テスターが思わず「鳥肌が立った!!」と感嘆したロッドの原型が出来上がりました。
ライトアジ専用ロッドとしてのこだわり
『LTアジ斬-ZAN!!-』は、ぱっと見は非常にオーソドックスな7:3調子です。
しかし、既に述べた特徴の他にも、多くのゲームロッド、汎用ロッドとは一線を画すライトアジ専用ロッドとしてのこだわりを随所に散りばめています。
★リールシート周り
現在、船用ロッドのリールシートはブランクタッチや肉抜きを多く施したものを採用して、軽量化とカッコ良い見た目を演出するのがトレンドです。
しかし、ライトアジ釣りではこれら凹凸の多いリールシートにはコマセのイワシミンチが詰まってしまうという弊害がヘビーユーザーの悩みのタネでもありました。
そこで、LTアジ斬-ZAN!!-では敢えてトレンドと逆行し、凹凸が少なく汚れが溜まりにくい形状のリールシートを採用。
これにより実釣時の手元の汚れが気になりにくく、握りやすく滑りにくい、疲れにくい使用感が得られます。
そしてなんと言っても釣行後の洗浄が簡単になりました。
★ブランクス素材の見直しによる徹底した調子の重視
LTアジ-ZAN!!の設計においては、ブランクス素材を一から見直した点も重要なこだわりです。
高反発なカーボン素材を使い細身に、肉薄に仕上げ軽量化を図る、というのが現在の船用ロッドのひとつのトレンドになっていますが、LTアジ-ZAN!!の設計ではこれを敢えて無視。
反発力の低いグラス素材を中心に構成することでロッドの跳ね上がりを抑制してライン引きアクションを容易にしつつ、ガツンとぶつかってくるようなアジのアタリを弾かずに掛けてやることが可能に。
そして一尾掛けた後にもアクションを続け、多点掛けを狙っていくことがより容易になりました。
★穂先から穂持ちにかけてのカラーリング
LTアジ斬-ZAN!!-の穂先は微妙なモタレを目で察知し易い白色を採用し、先端付近のガイドスレッドは蛍光オレンジにしています。
またライン引きの動作時には、穂先の白色と穂持ちの黒色の境目が、ロッドアクションをする際に意識すべきポジションになっています。
この位置でビシの負荷を受けつつ、しっかりとコマセを撒いてやること、そしてそのまま煙幕の中に仕掛けを通してやることを意識。
跳ね上がりにくいロッドの特性がライン引きアクションを自動的に作り出し、素早いアタリを出すことに繋がっていきます。
まとめ
工藤テスターによって提唱された速攻メソッド。
O.F.F大西釣具工房にてこれを紹介したことにより『攻めのライトアジ』という今までなかった楽しみ方、そしてその核となるテクニックと理論である『ライン引き釣法』と『喰い芯理論』は、大きな反響を得ています。
そして、この釣法の元祖である工藤氏完全監修による専用ロッドをリリースできることは、ロッドビルダー冥利に尽きる光栄です。
これからもこの楽しみ方を広めつつ、新たなシーンが出来あがっていくことを考えると、ワクワクが止まりません。
『攻めのライトアジ釣り』の更なる発展を願っています。
2022年6月吉日
O.F.F大西釣具工房 代表 大西了路
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