『カワハギ斬-ZAN!!』に新ラインナップが追加!!
これまで2機種の間を埋めるコンセプトの『TypeMH』が登場しました。
目指したのは誘いのコントロール性能と擦過シグナルの共存
カワハギ釣りにおいて非常に重要な誘いのパターンである「ボトムで錘を立たせたり寝かせたり」という小さな動き。
この数センチ単位の緻密なアクション = 小さなピッチの「誘い」を簡単に行えるように、とテストを繰り返して完成したのがカワハギ斬-ZAN!!-TypeMHです。
穂先から穂持ちにかけての調子は、小さく、且つ確実に錘を動かすための設定。
もちろん、穂先には他の2機種(TypeM、TypeHH)同様に硬度の高いカーボンソリッドを使用し、擦過シグナルも補完しています。
擦過シグナルの察知能力はTypeHHを10とした場合、TypeMHは7といったところ。
TypeMが4になりますから、感度の面で中間のいち付け。
また、穂持ちから胴にかけての曲がりも、ちょうど中間となる適度なトルクを保った扱いやすい仕上がりとなっています。
カワハギ斬-ZAN!!-の入門に最適
カワハギ斬-ZAN!!-の既存ラインナップ、TypeHHとTypeMは、言ってみれば両極端の存在として設計さました。
TypeHHはとにかく「擦過シグナルを察知すること」に重きを置き、ブランクスから穂先までをかなり硬調、且つ肉厚に仕上げました。
一方TypeMは「錘を寝かせた状態で仕掛けを揺する」定点での誘い掛けアクションと、眼感度である「揺れシグナル」を取ることを目指して削り込んだ柔軟な穂先を搭載。
つまり、どちらのロッドも非常に尖った、両極端のコンセプトに基づいて設計されていました。
ですから、初めてカーボンソリッド穂先搭載ロッドを手にするユーザーにはどうしても破損のリスクが高くなりやすい、という側面もあったのです。
とは言え、「カーボンソリッド穂先搭載ロッドによるカワハギ釣りの楽しさをもっと多くの人に知って欲しい」、と言うのは当工房の願い。
TypeMHは、3機種中では最も破損のリスクが少ない調子なので、擦過シグナルの入門として比較的扱いやすいものになっています。
※カーボンソリッド穂先の取り扱い方についてはこちらをご参考ください。
参考記事 : よく穂先を折る人必読!!ロッドビルダーが教える破損防止法
【カワハギロッドを折らないための4箇条】カーボンソリッド穂先の扱い方
参考動画 :【カワハギ釣り】穂先折れ回避術!!ロッド破損を劇的に減らす四つの方法とは??
スペック
・全長 178cm
・仕舞寸法 148cm
・平均自重 約92g
・カーボンソリッド穂先(脱着式)
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↓↓カワハギ斬-ZAN!!-のシリーズラインナップは硬い順に3タイプ↓↓